[あとで読む]
自分が普段まず接点がないだろうヒトに会って色々な話を聞くのは愉しいね。
こんばんは、昨晩女性に飲み負けてヘロヘロに酔っ払った葉隠です(爆)
今日の話はちょっと婚活や恋愛に関係ないんだけど、個人的に最近結論付けたことをひとつ。
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唐突だけどさ、『田舎者(いなかもん)』ていう言葉があるでしょ?
「あいつは田舎者(いなかもん)だからなー」みたいな。
個人的には差別用語を使うのは好きじゃないからあくまで耳にするだけだったんだけど、、、なんていうかこう、都内に住んでいて30代過ぎて人間関係も拡がると嬉しい想いをする反面、残念な想いも沢山することがあるんだよね。
ま、読者の方々もそうか。
新しく出会ったヒトでもそうなんだけど、どちらかというと以前からの知り合いや友人の悪い意味で地が出た瞬間を目の当たりにするときのほうが結構ショックが大きかったりする。
この『地』っていうのが厄介でさ、葉隠の先輩(60~80歳)に聞いても永遠のテーマらしい。
ある80代の先輩曰く、その『地』が30代で出るヒトもいれば60代で出るヒトもいて、共通しているのはそういうヒトっていうのは周りからどんどんヒトが離れていって最終的に周囲にヒトがいないっていう道を辿ることになるんだけど、この『地』というものを押さえ、包み込むものが人間の最も尊ぶべき『インテリジェンス(知性)』なんだって。
『地』が最初から綺麗なヒトもいてそれはそれでとっても素敵なことなんだけど、それはその人本人の功績ではなくて、両親を筆頭とした周囲のお陰だからあえてここは省略する。
結局最後に残る人間関係っていうのはここ(『インテリジェンス(知性)』)に尽きるらしい。
なるほどなーって思った。
んで、冒頭の『田舎者(いなかもん)』の話に戻るんだけど、世間一般ではこの田舎という単語はいわゆるそのヒトの出身地を指すよね?
九州の田舎者、東北の田舎者というように。
でもさ、生まれが九州だろうが東北だろうが、今現在スタイリッシュというか洗練された上質なヒトっていうのは沢山いる。
ある程度見た目にも連動するけど、今話しているのは中身(内面)の話だよ?
そしてそういったヒト達に逢う度に僕はいつも思うんだ。
『あ、田舎者という表現はそのヒトの出身地ではなくて、そのヒトの内面つまり価値観的なモノを指すんだなー』って。
そういった見地に立つと、周囲の選別が非常にクリアになったんだ。
つまり、
1.メディアの情報を鵜呑みにして盲目的に信じる
2.ブランド物=良い物(それさえ身につけていれば大丈夫)
3.ヒトを見た目や肩書きで判断する(サン=テグジュぺリ曰く、「記号」)
4.性格が卑しい
5.周囲との比較でしか自分の幸せを見出せないヒト
6.値段だけでしかその価値を測れない(満足度を考慮しない)
7.他人の噂話が大好き
8.固定観念を沢山持っている(○○はこうすべき、こうあるべきetc)
9.自分は何もしていないにも関わらず何かにがむしゃらに頑張っているヒトを馬鹿にする
10.お金を払っているんだからという理由でサービスの提供者に対して横柄な態度を取る
といった具合。
僕は今までこういったヒトを結構見てきたけれど、残念ながらそういうヒトを卑しいとか品が無い、育ちが悪いというくらいで、一つの単語でカテゴライズする言葉を持っていなかった。
ただ、もし僕が今後蔑視の意味を込めて『田舎者(いなかもん)』という言葉を使うとしたら、こういうヒトを指すときに使おうと思う。
反面教師も教師だから、こういうヒト達の存在を否定するつもりは全くないんだけど、これからの自分の人生にはあんまり関わって欲しくはないかな。
きっと『地』をむき出しにしている田舎者がする最たるものが人種差別なんだろうなー。
あらゆる壁が取っ払われて何もかもが均質化しようとしている激動の時代の中でそういうのってナンセンス極まりないよね。
今の彼氏の将来に不安がある女性は『星の王子さま』『アルケミスト』という本を彼氏に読ませてみて。
滅茶苦茶薄いから読むだけなら30分前後で終わる。
両方とも有史以来世界で最も出版されている本のBest10に入っているから知っているヒト多いと思う。僕も社会人になってから年一くらいで読み直してる(因みに1位は聖書)。
この内容を理解できないヒトにはあらゆる面で負けたくないなって思わせる、そういう本かな。
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